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子どもの脳力を伸ばすコーチング術

「連想ゲームで、社会を知ろう!」【Vol.6】

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エピソード6
・・・・・「牛乳を売ってくれたのは、誰かな?」
子ども
・・「スーパーのおばさん」
・・・・・「牛乳をお店に運んできたのは、誰かな?」
子ども・・「トラックの運転手さん」
・・・・・「牛を育てたのは、誰かな?」
子ども・・「牧場のおにいさん」
・・・・・「牛乳パックをデザインしたのは、誰かな?」
子ども・・「絵を書くおねえさん」
・・・・・「牛乳パックを作ったのは、誰かな?」
子ども・・「工場のおじさん」
・・・・・「じゃぁ、牛乳を作ったのは、誰かな?」
子ども・・「牛さん」

親の仕事内容について、子どもに語っていますか?

 今の社会は、大人でも「自分ひとりで生きていける」と錯覚するぐらい便利になりました。このような時代に、まわりの人に支えられて生きていることを子どもたちに実感させるには、どうすれが良いのでしょうか。
 考えてみると、家で商売をやっていない限り、親の働く姿を、子どもたちが日常的に見る機会は、ほとんどありません。一般的な会社員の家庭ですと、お父さんやお母さんがどんな仕事をしているのか、どのような人たちの役に立っているのか、子どもは知らないでしょう。また、仕事内容も複雑になってきていますので、具体的な説明が難しいケースも増えています。

 そこで、今号では、子どもたちにもわかりやすい身近な商品を使って、多くの人たちに自分が支えられていることに気づいてもらう方法をご紹介します。

連想ゲームで社会を知ろう!

 人間が生きていくために必要な様々な商品やサービス。そして人生を豊かにしてくれる様々な商品やサービスは、お金を支払うことで手に入れることができます。購入の現場では、お金と交換されるだけです。そして、子どもたちが直接見ることができるのもこの現場がほとんどです。 
 エピソード6でご紹介している親と子の会話は、少々優等生的なやりとりになっていますが(笑)、ひとつの牛乳を手に入れるまでに、どれだけ多くの人が関わっていたのかを教えることができます。その他にも、画用紙の真ん中に牛乳の絵を書いて、そこに子どもと一緒に考えながら、書き足していく方法もお勧めです。言葉のやりとりだけではなく、絵にすることで、より一層イメージが膨らみ理解が深くなります。好奇心旺盛な子どもたちのことです。親でも気づかない人たちを見つけてくるかもしれません。

 今回、ご紹介した連想ゲームは、子どもに社会との接点を意識させる簡単で効果のある方法です。たとえば、親の仕事に関わりのある商品やサービスについて、子どもに質問してみましょう。そして、連想ゲームの中で「その仕事は、お父さんがやっているんだよ」「お母さんの仕事は、ここだよ」「この仕事でお金をいただいて、家族みんなが毎日生活できるんだよ」と語ってみてはいかがでしょうか。子どもたちは、きっと、親の存在が自分にとっても、社会にとっても欠かすことができないと感じると思います。

佐々木元昭
大手出版社にてプランナー、クリエイティブ・ディレクターを担当。退職後、次代のクリエイターを育てるべく、コーチングの技術を学び「財団法人生涯学習開発財団認定コーチ」を資格取得。また日本で初めて家庭教育を学問化した八洲(やしま)学園大学に入学、生涯学習学部家庭教育課程専攻。卒業と同時に日本家庭教育学会「家庭教育アドバイザー」を資格取得。現在は、若手クリエイターを育てながら、そのノウハウを活かして、家庭で子どもの創造性や発想を伸ばすためのアイデアを思案中。

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