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どうなる?どうする?子どもの英語教育 前編

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小学校で英語の授業が、遠からず義務化されそうです。 文部科学省の諮問機関である中央教育審議会の外国語部会は3月末、小学5年生から英語を必修にする必要があるという提言をまとめました。いまやアジアではタイ、韓国、中国、台湾が、すでに小学校で英語を必修にしていますし、インターネット情報の80%を表記する言語である英語は、国際語としてますます重要視されていくでしょう。一方、子どもの早期の英語教育に関しては、まず国語力を育むべきという意見も多数あり、賛否が分かれるところです。


そこで今号から2号連載で、子どもの英語教育に関して考えていきたいと思います。夏号の今回は、英語教育の現状をまとめた「英語教育マップ」、読者アンケート調査から浦安のママのご意見、浦安市教育委員会のインタビュー、子どもの留学事情、この夏浦安市で行われるプチ留学イベント「ヤングアメリカンズ」と盛りだくさんの内容でレポートします。



子どもの英語教育マップ
早分かりワンポイント解説

(1)胎教
日本に負けずとも劣らないほど英語教育に熱心なお隣の韓国。この国では、胎児の段階から英語を聞かせる英語胎教がブームになりつつあります。

(2)バイリンガル保育園
英語による保育サービス。保育園によっては、子どもを預かっている間の数時間を外国人による英語指導に当てたり、日本人と外国人の子どもを一緒に預かって、英語で指導する場合もある。

(3)子ども向け英会話教室
少子化が進む中、中小の英会話学校や英会話教室から「イーオン」「ECC」「ジオス」「NOVA」「ベルリッツ」といった大手まで規模も授業内容も多様化している。

(4)小学校英語特区
自治体が申請し、構造改革特区(地域限定で規制の特例措置を設ける制度)として政府が認定する。英語特区では、群馬県太田市の私立ぐんま国際アカデミーのように学習指導要領によらない教育課程を組むことができるようになった。

(5)英語イマージョン教育
英語でimmersion(浸すこと)。英語以外の教科にも、英語を使って授業を行う。英語イマージョン教育を取り入れている学校では、比較的、英語の負荷が少ない理数系教科から実施しているケースが多い。

(6)児童英検
財団法人「日本英語検定協会」が実施。1994年から小学生向けの「児童英検」をスタートさせ、2005年度には過去最多の80,000人を超える志願者数となっている。BRONZE(初級レベル)、SILVER(中級レベル)、GOLD(上級レベル) の3つのグレードがある。

(7)親子留学
文字通り、親子一緒での海外留学。母親と子どもの短期留学が主流。「最新☆子どもの留学事情」で、詳しくご紹介しています。

(8)中学留学
高校や大学入学を待たずして、中学から海外留学するケースが、少しずつ増えている。語学習得のみならず、早くから自立心や自己管理能力を身につけさせるためにボーディングスクールという全寮制の学校が人気。



現在、考えられるものとして最も早期の「胎教」からはじまり、幼児期からの「英会話教室」、小学校での「英語活動」、「親子留学」など、様々な年齢層での行政・民間問わず多くのサービスがあります。「英語教育特区」である群馬県太田市の英語イマージョン教育(英語漬け)など、地域によっても特色が持てる動きも出てきています。船橋市や成田市でも一部同様の動きが活発化しつつあります。今後の課題としては、英語授業の内容や質に関する事、小学校や中学校になると現在の受験英語など他の科目との調整、教員やALT(日本の学校での外国語教育に携わるネイティブスピーカーである助手Assistant Language Teacher) の不足問題、評価方法などがあげられます。


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